最後の父母会 [学童保育のいいところ]
先週の土曜日は、植田第2学童の今年度最後の父母会でした。父母会は毎月ありまして、指導員から保育状況や今後の保育方針の報告を受けたり、運営についての話し合いをしたり、色んな注意事項を共有したりしています。
うちの長男は今年小学校を卒業しますが、まだ弟がいるのでしばらくは学童に居続けます。6年生で弟妹がいない家庭や、3月で学童を中途対所する家庭にとっては、今回が最後の父母会です。卒所される父母の方々から、ひとことずつ挨拶をいただきました。
それぞれ楽しかった6年間の思い出や、学童保育で良かったことなどを話してくれました。同じ植田に住んでいるし、友達だし、どうせ中学校でもまた顔を合わせるのですが、学童というコミュニティからは離れていくわけで、そのことがちょっと寂しくて、感極まって言葉に詰まるお母さんもありました。
「うちの子は学童が大好きで、でも学校は嫌いで、学童に行くためにしぶしぶ学校に行っていた」という話には笑ってしまいました。うちの長男もおんなじで、学童から帰りたくなくて、一年生の頃は迎えに行くと机の下にもぐって出てこないことが何度もありました。もうあれから6年もたつのが信じられません。楽しい6年間でした。
子どもたちも仲良しだけど、親たちも、一緒にキャンプに行ったり、女子会(#^.^#)を開いたり、夫婦ともに用事が重なった時は子どもを預けたり、預けられたり、いろいろ協力しながら頑張って子育てしてきました。本当に、いい時間を共有できた、いい学年だったと思います。みんなで卒業できることが嬉しいです。
個人的には、友達のお母さんお父さんから、我が子の客観的な評価や、家の外での様子を聞けることがありがたかったですね。
子育てをしていると、時折我が子のことが良くわからなくなり、外ではどんな顔をしているのか、友達の間ではどんな存在なのか、ヒエラルキー(笑)のどんな位置にいるのか、いじめられてないか、など、色んなことが気になってきます。それは家で子どもの話を聞くだけではなかなかわからないし、学校からももちろん伝わらないことです。
ちょっと様子がおかしい時など、学童の友達のお母さんに「ねえ、最近うちの子どう?〇〇君、なんか言ってた?」 なんて気軽に聞くことができました。あんまり出来が悪いので将来が不安だと愚痴をこぼすと、「大丈夫、すごくいい子に育っているよ」と元気づけてもらったこともありました。
学童の指導員や同学年の父母の方からは、自分以外の子どもに対する「他者の視点を」たくさんもらいました。そして、親では気づかない我が子のいいところをたくさん教えてもらい、とても勇気づけてもらいました。
学童保育っていうと、「父母会活動が大変なんだよね」とかいう先入観を持っておられる人も多いと思います。確かに、バザーやキャンプ、運動会、施設整備など、時間を取られることはままあります。
どのくらいを「大変」というのかは人それぞれですが、話に聞いている昔と比べれば、ずいぶん活動も少なくなりましたし、これからも軽減する方向で、土曜日も話し合いを行いました。より多くの家庭が気軽に学童に入れるように、やむを得ない時代の流れかと思います。
でも、父母会活動がなくなることは決してありません。それは、きっと必要なことなんだと感じています。色んな活動を通じて子どもたちとも近くなるし、父母同士も仲良くなれました。そのことは、小学校生活を楽しく過ごすために大きな力になりました。
ただ、子ども預ける場所ではありません。学童という小さなコミュニティに親子ともども一緒に入って、父母、指導員が助け合いながら、皆で子どもを育てていく、学童保育はそんな場所だったと、卒業を前にして感じています。
卒所される皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。中学校に入ってもよろしく(^O^)/また女子会する時は、子どもたちはいつでも預かりまっせ~
とりあえず、今週末の卒所サイクリング、頑張りましょう!
卒所される皆さま、お疲れ様でした。
でも、卒所しても、学童のメンバーでいてくださいね。
そして、卒所サイク。
気をつけて、最高の思い出になりますように。
by くらうざー (2013-02-28 02:01)
ありがとうございます!今日のように暖かい日だといいんですけど。
天気が悪ければ悪いで、それもまた思い出になります。
最高の2日間になることを願っています。
行ってきま~す(^.^)/~~~
by きゃしゃーん (2013-03-01 01:57)